CASE STUDY_05
AnyMind Japan株式会社

事業成長の鍵は「人と組織」〜グループを牽引する事業部における若手マネジャー育成の取り組み〜

PABLOコーチング導入事例概要

背景
  • 若手の早期役職抜擢が多い中で、マネジャーとしてのスキルアップを支援したい
  • 従来の研修に加えて、各メンバーの成長段階や直面している個別の課題に応じた振り返りの支援を行いたい
導入施策
  • 若手のシニアマネジャーに対するコーチング
  • 定例のフィードバック会による事業部長の育成業務支援
効果
  • ビジネスパーソンとしての振り返りの習慣化
  • マネジャーによる中長期的かつ事業戦略視点での意思決定やマネジメント行動の増加
  • プレイヤーとして実績を残してきたマネジャーのアンラーニングの進行

1on1コーチングが実現する「振り返り」の習慣化とプロセスの言語化

お話を伺った方

AnyMind Japan株式会社 取締役 藤田 翔大 様

AnyMind Japan株式会社 コーチング受講者 田村 竜偉 様

人材育成や組織づくりについて施策を検討し始めた背景を教えてください

藤田様

事業の成長を維持しながら、
いかに若手人材を効果的に育成していくかが我々にとって最大のテーマ

私たちの事業部は順調に成長していますが、その一方で人手不足という課題もあります。比較的新しいビジネスのため、経験者が転職市場に少ないということもあり、新卒や第二新卒を中心に採用しており、若手の早期活躍やスキルアップが重要なテーマとなっています。20代の社員がマネジャーや責任者に抜擢されるケースも多いため、若手マネジャーのマネジメントスキル向上も重要です。
私自身も、直属のメンバーや関係者とのコミュニケーションを心がけていますが、さらに外部の力を借りて、メンバーの悩みや目標を引き出していきたいと考え、検討を始めました。

PABLOの導入に至った決め手や目的を教えていただけますか?

藤田様

各メンバーの成長段階や直面している個別の課題に応じた育成が必要だった

事業環境が短期間で大きく変化する中で、個々のメンバーが抱える課題は多岐に渡るため、従来の研修に加えて、各メンバーの成長段階や直面している個別の課題に応じて、柔軟かつ効果的な育成が必要だと判断しました。

メンバーの悩みや課題を第三者の客観性を持った目を通した上で
自分では気づけない情報がレポートとして得られる

そのような中で、PABLOさんのサービスを知り、対象者が1on1できちんと個々の課題に沿ってコーチングが受けれられる点、そしてレポートにまとめて私や対象者のマネジャーがコーチングの状況を知り、可視化できる座組に魅力を感じました。
PABLOのコーチングであれば、メンバーの悩みや課題を第三者の客観性を持った目を通した上で自分では気づけない情報がレポートとして得られ、対象者と目線を合わせることができると考え、導入を決定しました。

実際に導入してみた感想を教えてください

藤田様

長期的かつ戦略的な視点で事業戦略に基づいた意思決定を自ら行うように変化

やはり一番強く感じたのは、「振り返り」に意識が向くことです。PABLOのコーチングを導入してみて、メンバーが振り返りの重要性や、1つ1つの事象に対してしっかり向き合い、考えて言語化して次の行動に繋げていくプロセスの重要性に気づき、実践できたことが大きかったと考えています。
コーチングを導入したメンバーの一人は、より長期的かつ戦略的な視点で物事を捉えられるようになりました。下半期の戦略を練る際に、組織的な視点を持ち、事業戦略に基づいて、何により多くの時間を費やすべきかを考え、リソース配分を最適化する動きも見られるようになり、思考の幅が大きく広がったと感じます。
アンラーニングの部分で大きく成長を感じられるメンバーもいました。自分の成功体験を唯一の正解とせず、様々な学びを吸収し、それぞれのチームメンバーの特性に合わせてコミュニケーションができるようになったと感じました。

今後の組織作りの展望についてお聞かせください。

藤田様

事業成長の最大の変数となるのは、間違いなく「人と組織」

我々が展開しているBtoBのマーケティング領域、特にインフルエンサーマーケティングの事業モデルは、マーケットが大きく成長している分野です。また、提供しているサービスも市場ニーズに適合しており、我々の事業領域は、適切な提案を行い、正しい営業プロセスを踏めば、確実に顧客に価値を提供できる領域です。となると事業成長の最大の変数となるのは、間違いなく「人と組織」であり、この状況下で現在の成長を実現できているのは、メンバーや組織の成長があったからこそです。
つまり、人材育成への投資が事業成長において最も重要な戦略の1つであり、彼らの成長が、直接的に組織の成長、そして事業の成長につながると確信しています。

単なる助言者ではなく、
メンバーの持続的な成長を促進する役割を果たしてくれることを期待

そのため、今後の組織作りにおいては、この「組織力」と「個の力」の向上に戦略的に取り組んでいく必要があります。そのための環境づくりは、我々経営陣の重要な責務だと認識しています。
そうなるとやはりコーチングの継続的な効果に大きな期待があります。PABLOのコーチャーが単なる助言者ではなく、メンバーの持続的な成長を促進する役割を果たしてくれることを期待しています。


コーチング導入の話を聞いた時、どのような印象でしたか?

田村様

自分の中にある漠然とした思いや疑問を
言語化することで思考を整理することができる可能性があると感じた

正直に言うと、最初は「あまり意味がないのではないか」と思っていました(笑)。ただ、懐疑的な気持ちがある一方で、当時はキャリアの観点ではモヤモヤした感覚があり、マネジメントに関しては、チームメンバーとの関係が良くなり始めていたものの、自分のやっていることが本当に正しいのかどうか、確信が持てずにいました。
そのような中で、コーチングの趣旨を聞いた時に、自分の中にある漠然とした思いや疑問を言語化することで思考を整理することができる可能性があると感じ、この機会が自分にとって良い転換点になればいいなと考え、コーチングを受けることにしました。

コーチングを受講した感想を教えてください

田村様

過去を振り返り、それを整理できたことで自信が生まれた

最も大きな成果は、自信につながったことです。自分がこれまでやってきたことを言語化し、それを細分化していく過程で、自分の行動がメンバーにどのように影響しているのかが明確になりました。過去を振り返り、それを整理できたことで自信が生まれたと考えています。私は元々、振り返りを頻繁に行うタイプではなく、その場の感覚で仕事を進めがちだったのですが、コーチングを通じて振り返りの時間を持つ習慣ができたことは非常に大きな変化でした。 
漠然としていた考えや感覚に対して、コーチャーが思考の方向性を一緒に考えてくださったことが大きかったです。
結果として、自分の思考や行動がより構造化され、明確になりました。これが自信につながり、より効果的なマネジメントや意思決定ができるようになったと感じています。

※記事の内容及び役職は取材当時(2024年9月時点)のものとなります

AnyMind Japan株式会社

事業内容:ブランドコマース・マーケティング
創立:2016年
従業員数:1,500名

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